
| 報告書番号 | MA2015-6 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2015年01月15日 |
| 事故等種類 | 乗揚 |
| 事故等名 | 貨物船わかなつ乗揚 |
| 発生場所 | 佐賀県唐津市臼島北岸の浅瀬 臼島灯台から真方位007°100m付近 |
| 管轄部署 | 長崎事務所 |
| 人の死傷 | |
| 船舶種類 | 貨物船 |
| 総トン数 | 200~500t未満 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2015年05月28日 |
| 概要 | 本船は、船長ほか4人が乗り組み、コンテナ及び鋼材を積載し、船首約2.90m、船尾約4.20mの喫水で、福岡県福岡市博多港を出港し、沖縄県那覇港に向かった。 本船は、船長が単独で船橋当直につき、福岡市西浦埼北方沖を臼島北東方沖の変針予定場所に向け、約13ノットの対地速力及び自動操舵で南西進した。 船長は、福岡県糸島市大門埼北方沖を南西進中、立った姿勢で食事をとり、かぜ薬を服用した後、周囲に他船もいなかったことから、操舵スタンド後方の椅子に腰を掛けて見張りを行っていたところ、眠気を感じ、その後も同じ姿勢で船橋当直を続けるうち、居眠りに陥った。 本船は、船長が、居眠りしたまま航行を続けていたところ、臼島北東方沖で海上保安庁からの船舶電話で目を覚まし、危険が迫っているという内容を聞いたときに、船首方間近に灯台の灯光を視認し、機関を半速力に落とし右舵を取り、右転を始めたものの、平成27年1月15日20時19分ごろ臼島北岸の浅瀬に乗り揚げた。 本船は、船長が、海上保安庁へ事故を報告し、翌朝、所属会社手配のタグボートで引き出され、唐津市呼子港沖で損傷状況の確認及び海上保安庁の事故調査を受けた後、博多港へえい航された。 |
| 原因 | 本事故は、夜間、本船が、大門埼北方沖を自動操舵で南西進中、単独で船橋当直中の船長が居眠りに陥ったため、臼島北東方沖の変針予定場所を通過して臼島北岸の浅瀬に乗り揚げたことにより発生したものと考えられる。 |
| 死傷者数 | なし |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。