
| 報告書番号 | keibi2015-4 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2014年08月07日 |
| 事故等種類 | 運航不能(航行設備故障) |
| 事故等名 | 漁船栄吉丸運航不能(機関故障) |
| 発生場所 | 宮城県石巻市金華山東方沖 金華山灯台から真方位072°395海里付近 |
| 管轄部署 | 横浜事務所 |
| 人の死傷 | |
| 船舶種類 | 漁船 |
| 総トン数 | 100~200t未満 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2015年04月23日 |
| 概要 | 本船は、船長及び機関長ほか19人(うちインドネシア共和国籍5人)が乗り組み、金華山東方沖の漁場において操業中、平成26年8月7日21時20分ごろ、機関室から異音と振動が発生し、機関長が機関室に急行して主機を停止した。 本船は、機関整備業者に連絡を取って調査を行ったものの、原因が特定できず、ターニングができなくなったことから、海上での修復は難しいと判断し、近くで操業していた僚船にえい航を依頼した。 本船は、えい航されて10日宮城県気仙沼港に到着し、機関整備業者が主機を点検したところ、1番シリンダの吸気弁弁棒2本が曲損し、そのうち1本が弁傘部に割損を生じ、吸気弁の弁ガイドに亀裂を生じていることが発見されたが、過給機に異常はなかった。 本船は、準備していた1番シリンダの吸排気弁弁棒全数及び弁ガイドの交換等を含む修理作業が行われた後、試運転を行い、異常のないことが確認されて12日に出漁した。 |
| 原因 | 本インシデントは、夜間、本船が、金華山東方沖の漁場において操業中、主機1番シリンダの吸気弁弁棒が、弁ガイドとの間に固着を生じたため、ピストン頂部で叩かれて曲損し、主機の運転ができなくなったことにより発生したものと考えられる。 |
| 死傷者数 | なし |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。