JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 keibi2015-4
発生年月日 2014年06月02日
事故等種類 運航不能(航行設備故障)
事故等名 貨物船千早丸運航不能(電源喪失)
発生場所 千葉県いすみ市太東埼東方沖  太東埼灯台から真方位114°20.5km付近
管轄部署 横浜事務所
人の死傷
船舶種類 貨物船
総トン数 5000~10000t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2015年04月23日
概要  本船は、船長ほか8人が乗り組み、岩手県大船渡港を発し、千葉県千葉港に向かって太東埼東方沖を南西進中、平成26年6月2日09時30分ごろ、船橋においてVHFの電源電圧低下の警報が鳴り、続いて主機、可変ピッチプロペラ、航海計器等が電圧低下の警報を発して制御不能となった。
 本船は、主機を緊急停止し、運航管理者と連絡を取って修復に努めたが、本船乗組員による修復は難しいと判断し、えい航を要請するとともに、海上保安庁に通報した。
 本船は、20時40分ごろ、海上保安庁より連絡を受けたタグボートによるえい航が開始され、3日15時ごろ千葉県館山湾に投錨し、修理業者による修理が行われた。
 本船は、18時ごろ各機器の試運転を行って異常のないことを確認し、抜錨して京浜港へ向かった。
原因  本インシデントは、本船が、太東埼東方沖を南西進中、本件変換装置の冷却ファンが故障し、本件変換装置が過熱して直流24V電源が供給できなくなったため、主機及び可変ピッチプロペラ等が制御できなくなったことにより発生したものと考えられる。
死傷者数 なし
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。