
| 報告書番号 | keibi2015-4 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2014年09月22日 |
| 事故等種類 | 衝突 |
| 事故等名 | 遊漁船弥彦丸プレジャーボート海猿衝突 |
| 発生場所 | 山形県鶴岡市鼠ケ関港西北西方沖 鼠ケ関灯台から真方位290°7.6海里付近 |
| 管轄部署 | 仙台事務所 |
| 人の死傷 | |
| 船舶種類 | 遊漁船:プレジャーボート |
| 総トン数 | 5~20t未満:5t未満 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2015年04月23日 |
| 概要 | A船は、船長Aが1人で乗り組み、釣り客5人を乗せ、新潟県村上市寝屋漁港を出港し、釣り場へ向けて約7.7ノットの対地速力で自動操舵により真方位約320°の針路で航行した。 船長Aは、目視及び6Mレンジに設定したレーダーで、進路上に他船がいないことを確認した後、レーダーのレンジを3Mに切り替え、他船がいないことを再確認した。 船長Aは、目視及びレーダーによる見張りを行っていたが、途中で釣り客の1人が操舵室に入って来て釣りなどの話をしているうちに、会話に夢中になって前方を見ずに航行を続けていたところ、平成26年9月22日13時15分ごろ、鼠ケ関港西北西方沖において、A船の右舷船首部とB船の左舷船首部とが衝突した。 A船は、自力で寝屋漁港に入港した。 B船は、船長Bが1人で乗り組み、知人1人を乗せ、鼠ケ関港西北西方沖の釣り場において、機関を停止して船首からパラシュート型シーアンカー(以下「パラアンカー」という。)を投入し、船首を北方から北西方に向けて釣りを行っていた。 船長Bは、船尾方500m付近を航行するA船を視認し、その動静を観察していたところ、A船が針路を変えずに船尾方50m付近まで接近したので、衝突の危険を感じ、慌てて操舵室に行って機関を始動し、右舵一杯として全速力後進を掛けたものの、B船とA船が衝突した。 B船は、船長Bが海上保安庁に通報した後、自力で鶴岡市堅苔沢漁港に入港した。 |
| 原因 | 本事故は、鼠ケ関港西北西方沖において、A船が北西進中、B船がパラアンカーを投入して漂泊中、船長Aが、操舵室内で釣り客との会話に意識を集中し、見張りを行っておらず、また、船長Bが、船尾方から接近するA船がいずれB船を避航するものと思い、漂泊を続けたため、両船が衝突したことにより発生したものと考えられる。 |
| 死傷者数 | なし |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。