
| 報告書番号 | keibi2015-2 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2014年02月19日 |
| 事故等種類 | 運航阻害 |
| 事故等名 | 旅客船えれがんと1号運航阻害 |
| 発生場所 | 長崎県新上五島町鯛ノ浦漁港南東方沖 新上五島町所在の鯛之浦港寒古島灯台から真方位135°1海里付近 |
| 管轄部署 | 長崎事務所 |
| 人の死傷 | |
| 船舶種類 | 旅客船 |
| 総トン数 | 20~100t未満 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2015年02月26日 |
| 概要 | 本船は、船長及び機関長が乗り組み、乗客70人を乗船させ、鯛ノ浦漁港南東方沖を両舷主機回転数毎分(rpm)約1,750で航行中、平成26年2月19日09時15分ごろ、右舷機に異常振動が発生して回転数が約1,600rpmに減少し、上甲板のオイルミスト管からミストガスが多量に発生していたので、09時30分ごろ右舷側のV型ディーゼル機関(以下「右舷機」という。)を停止して左舷側のV型ディーゼル機関のみの運転とした。 本船は、鯛ノ浦漁港に寄港した後、14時00分ごろ長崎県長崎市長崎港の大波止ターミナル岸壁に接岸した。 本船は、機関整備会社による開放点検が行われた結果、右舷機の左舷側(以下「左バンク」という。)及び右舷側(以下「右バンク」という。)の各1番シリンダのシリンダライナ及びピストンが焼き付いてピストンが割損しており、左バンクの4番シリンダのシリンダライナ及びピストンが焼き付いていた。 また、右舷機の左バンクの1番シリンダでは、シリンダライナに亀裂が発生しており、同亀裂から冷却清水がオイルパン内に漏えいし、潤滑油に混入していることが確認された。 |
| 原因 | 本インシデントは、本船が、鯛ノ浦漁港南東方沖を航行中、右舷機の3シリンダのシリンダライナ及びピストンの摺動部が潤滑不良を起こして焼き付いたため、右舷機の運転ができなくなったことにより発生したものと考えられる。 |
| 死傷者数 | なし |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。