
| 報告書番号 | MA2015-3 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2014年02月18日 |
| 事故等種類 | 衝突(単) |
| 事故等名 | 漁船第七十一天王丸衝突(桟橋) |
| 発生場所 | 長崎県長崎市三重式見港 三重式見港三重南防波堤東灯台から真方位008°1,320m付近 |
| 管轄部署 | 長崎事務所 |
| 人の死傷 | |
| 船舶種類 | 漁船 |
| 総トン数 | 200~500t未満 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2015年02月26日 |
| 概要 | 本船は、船長及び機関長ほか5人が乗り組み、船長が操舵室で操船し、三重式見港内を約3ノット(kn)の速力で移動中、平成26年2月18日08時05分ごろ可変ピッチプロペラ(CPP)の翼角制御ができなくなった。 船長は、正船首方にある給氷所のある岸壁に向かおうとしたが、同岸壁への接近が早く、衝突を避けようとして操縦レバーを中立にし、左舵を取り、機関長にCPPの翼角制御ができなくなった旨を連絡する一方、行きあしを止めるつもりで、08時07分ごろ錨を入れ、錨に取り付けたワイヤロープを約70m伸出させた。 本船は、行きあしが止まらず、08時10分ごろ、約1~2knの速力で三重式見港第4桟橋(以下「本件桟橋」という。)に衝突した。 本船は、本事故後、プロペラ製造業者の担当者が点検した結果、CPPの‘遠隔操縦装置のリレー’(以下「本件リレー」という。)が作動不良になり、自己保持回路が外れて操舵室で遠隔操縦ができなくなったことが判明した。 本船は、8月21日造船所に入渠し、損傷箇所の修理を行った。 |
| 原因 | 本事故は、本船が、船長が操舵室で操船し、三重式見港内を約3knの速力で移動中、CPPの本件リレーが作動不良になったため、CPPの翼角制御ができなくなり、操縦レバーを中立にして左転し、錨を入れたが行きあしが止まらず、本件桟橋に衝突したことにより発生したものと考えられる。 |
| 死傷者数 | なし |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。