JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2015-3
発生年月日 2014年07月16日
事故等種類 火災
事故等名 遊漁船海平丸火災
発生場所 大分県佐伯市押出ノ鼻南東方沖  佐伯市所在の松切鼻灯台から真方位074°1.1海里付近
管轄部署 門司事務所
人の死傷
船舶種類 遊漁船
総トン数 5t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2015年02月26日
概要  本船は、船長が1人で乗り組み、釣り客2人を乗せ、平成26年7月16日05時00分ごろ佐伯市小浦漁港を出港し、釣り場に向け、押出ノ鼻南東方沖を主機の回転数毎分(rpm)約2,000で航行中、霧が発生したので約1,500rpmに減速し、速力を約5ノットとして東進した。
 暴露甲板にいた釣り客の1人は、05時20分ごろ、‘船首方から5番目の水槽’(以下「本件水槽」という。)から煙が吹き出してきたので、操舵室で操船中の船長に連絡し、もう1人の釣り客と共に船首方の暴露甲板に避難した。
 船長は、機関室を点検し、主機の左舷船首側下方付近から白煙と炎が出ているのを認めたので、主機回転数を下げた後、持運び式消火器で消火作業を開始したところ、黒煙が急に吹き出した。
 船長は、持運び式消火器を使い果たしたが、鎮火せず、延焼のおそれがあることから、全員を船首方に避難させた後、全員が救命胴衣を着用しているのを確認し、釣り客と共に海中に飛び込んだ。
 付近で定置網を揚げていた漁船は、本船の火柱と煙を発見したので、来援し、クーラーボックスにしがみついていた3人を救助した。
 本船は、火災発生場所から南南東方約740mの海域で、07時10分ごろ、沈没した。
原因  本事故は、本船が、押出ノ鼻南東方沖を東進中、機関室から出火したことにより発生したものと考えられる。
死傷者数 なし
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。