
| 報告書番号 | MA2015-3 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2014年05月31日 |
| 事故等種類 | 死傷等 |
| 事故等名 | プレジャーボートSUN・SIMAI乗船者負傷 |
| 発生場所 | 福山港 広島県福山市所在の船舶信号所から真方位293°1,600m付近 |
| 管轄部署 | 広島事務所 |
| 人の死傷 | 負傷 |
| 船舶種類 | プレジャーボート |
| 総トン数 | 5t未満 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2015年02月26日 |
| 概要 | 本船は、船長が1人で乗り組み、同乗者Aほか知人6人を乗せ、福山港にある製鉄所南岸壁北西端付近を約24.6ノット(kn)の対地 速力で南東進中、船長が船首方約1,200mにタグボートを初認し、約400mの所に接近した頃、タグボートが本船の右舷側を通過する態勢であることに気付いた。 船長は、タグボートの航走波(発散波)(以下「本件航走波」という。)に約20mまで接近したら減速した上で本件航走波と約30°の角度で乗り切るつもりで、操舵室にいた同乗者と話をしていたところ、本件航走波が右舷船首約60°約10mに迫っていることに気付き、右舵を取った。 本船は、本件航走波をほぼ直角に同じ速力のまま乗り切る態勢と なり、平成26年5月31日18時43分ごろ、船体が大きく上下に動揺し、船首甲板に後ろ向きで座っていた同乗者Aが船首部に設置されていたウインチに背中を打ち付けた。 同乗者Aは、その後、福山市鞆の花火大会を見物して帰港した後、腰の痛みが強まったので受診して約1か月の加療を要する第11胸椎椎体骨折と診断された。 |
| 原因 | 本事故は、本船が、福山港において、約24.6knの対地速力で南東進中、船長が、本件航走波を乗り切る際、同乗者に対して注意喚起をせず、また、減速しなかったため、船体が上下に動揺し、同乗者Aがウインチに背中を打ち付けて負傷したことにより発生したものと考えられる。 |
| 死傷者数 | 負傷:1人(同乗者) |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。