JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 keibi2015-1
発生年月日 2014年06月27日
事故等種類 乗揚
事故等名 油タンカーASAHI乗揚
発生場所 愛媛県伊方町の海岸  伊方町所在の襖鼻灯台から真方位237°2,600m付近
管轄部署 広島事務所
人の死傷
船舶種類 タンカー
総トン数 100~200t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2015年01月29日
概要  本船は、売船され、船長及び機関長(日本国籍)ほか5人(インドネシア共和国籍)が乗り組み、シンガポール共和国に向け、船首約0.6m、船尾約2.9mの喫水により、船長が、航海士と共に船橋当直に就き、自動操舵により、約9.5ノットの対地速力で、伊方町北方沖の伊予灘推薦航路線の南側を南西進した。
 船長は、航海士を操舵スタンドに配置して見張りに当たらせ、不調のGPSプロッターを調整しながら航行中、反航船を左転して避航した後、再びGPSプロッターの調整を始めた。
 航海士は、操舵スタンド前で船長の様子を眺めていた。
 船長は、GPSプロッターの右隣りにあるレーダー画面を見て陸岸に接近していることに気付いたが、直後、平成26年6月27日22時44分ごろ、本船が伊方町の海岸に乗り揚げた。
 船長は、乗揚後、乗組員及び船体の安全を確認し、海上保安庁へ118番通報した。
 本船は、船舶所有者が手配した引船に引き出され、自力航行で愛媛県八幡浜市八幡浜港に入港した。
原因  本事故は、夜間、本船が、伊方町北方沖を航行中、反航船を左転して避航した後、船長が不調のGPSプロッターの調整に意識を向け、また、航海士が船長の様子を眺めていたため、予定進路を外れていることに気付かず、伊方町の海岸に向けて航行し、同海岸に乗り揚げたことにより発生したものと考えられる。
死傷者数 なし
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。