JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2014-12
発生年月日 2014年08月03日
事故等種類 乗揚
事故等名 危険物タンカー万栄丸乗揚
発生場所 岡山県笠岡市小高島南岸  笠岡市所在の沖ノ白石灯台から真方位353°600m付近
管轄部署 広島事務所
人の死傷
船舶種類 タンカー
総トン数 100~200t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2014年12月18日
概要  本船は、船長、甲板員ほか2人が乗り組み、甲板員が単独で船橋当直に就き、操舵スタンドの左横に立ち、右肘を同スタンド上に載せた姿勢で操船に当たり、福山港港界付近を7.6~7.7ノットの対地速力で自動操舵により、北東進した。
 甲板員は、福山港港界付近に停泊していた3隻を左舷に見て通過し、1.5海里レンジに設定したレーダー画面に他船の映像が映っていないことを確認して北東進を続け、笠岡市所在の百間礁灯標を左舷に見て航行中に眠気を催した。
 甲板員は、ふと気付いたとき、船首方至近に小高島南岸を認め、小高島西方沖の予定変針場所を通過していることに気付き、急いで自動操舵から手動操舵に切り替えようとしたが、切替えがうまくできず、本船は、平成26年8月3日01時30分ごろ小高島南岸の岩場に乗り揚げた。
 船長は、乗揚の衝撃音を聞いて本事故の発生を知り、海上保安庁に通報を行い、本船は14時03分にタグボートによって引き出された。
原因  本事故は、夜間、本船が、小高島南西方沖を自動操舵で北東進中、単独で船橋当直中の甲板員が、眠気を催し、意識が覚醒しない状態であったため、予定変針場所を通過して航行を続け、小高島南岸に乗り揚げたことにより発生したものと考えられる。
死傷者数 なし
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。