JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2014-10
発生年月日 2013年08月08日
事故等種類 死傷等
事故等名 漁船豊和丸乗組員死亡
発生場所 大分県大分市高島南西沖の沖磯付近
管轄部署 門司事務所
人の死傷 死亡
船舶種類 漁船
総トン数 5t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2014年10月30日
概要  本船は、船長及び海女士3人(海士1人及び海女2人)が乗り組み、大分市小黒漁港を出港し、平成25年8月8日10時30分ごろ、高島南西側の磯場で投錨を行い、海女士全員が本船付近の浅水域で漁を始めた。
 船長は、13時30分ごろ海女士全員を浅水域に残して約300m沖の深場の沖磯に本船を移動させ、船尾から投錨を行い、船首からロープを沖磯の岩に取り、沖磯に渡ってカメノテなどの貝を採捕し始めた。
 海士Aは、本船が帰港予定時刻となっても、海女士のいる浅水域に戻ってこないので、14時30分ごろ、僚船で本船に行き、本船に船長がいないことが分かった。
 海士Aは、海上保安庁に通報するとともに、僚船に捜索を依頼し、本船で捜索の応援を頼みに小黒漁港に戻ったところ、捜索中の僚船が、15時46分ごろ、大分市所在の関埼灯台から真方位078°2.0海里付近の海上において、漂流している船長を発見し、その後、船長は、救急車で病院に搬送されたが、死亡が確認された。
 死因は、溺水と検案された。
原因  本事故は、本船が高島南西沖の沖磯付近で錨泊中、船長が、沖磯で貝の採捕を開始した後、沖磯から本船に乗り込む際、落水したことにより発生したものと考えられる。
死傷者数 死亡:1人(船長)
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。