
| 報告書番号 | keibi2014-10 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2013年06月15日 |
| 事故等種類 | 乗揚 |
| 事故等名 | 貨物船太平山丸乗揚 |
| 発生場所 | 山口県大畠瀬戸西口 山口県周防大島町所在の大磯灯台から真方位294°160m付近 |
| 管轄部署 | 広島事務所 |
| 人の死傷 | |
| 船舶種類 | 貨物船 |
| 総トン数 | 200~500t未満 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2014年10月30日 |
| 概要 | 本船は、船長ほか3人が乗り組み、船首約3.5m、船尾約4.5mの喫水により、石炭約1,296tを積載し、霧が発生した状況下、大畠瀬戸西方海域を東進中、周防大島町笠佐島沖で霧が濃くなって大島大橋の橋桁しか見えない状況となったが、船長が、先航の旅客船が通航して行ったので、同橋に近づけば、橋脚が視認できて通航できると思い、引き続き航行した。 本船は、西方に向かう約4ノット(kn)の潮流がある状況下、レーダーを0.25海里(M)レンジのオフセンターとして0.3~0.4M先が映るように設定し、約7knの対地速力で戒善寺礁北西方沖(大島大橋まで約0.7M)を航行していたところ、霧が更に濃くなって船首マストしか見えない状況となり、さらに、平成25年6月15日04時25分ごろ船首が潮流によって急に右方に振れたため、船長が、左方に当て舵を取ったものの、元の針路に戻らなかったことから、パニック状態に陥り、機関を中立運転として潮流に流され続け、04時29分ごろ大鼓岩付近の浅所に乗り揚げた。 |
| 原因 | 本事故は、本船が、約4knの西流の潮流があり、霧によって視程が約50mに制限された状況下、大畠瀬戸西口を東進中、船首が潮流によって右方に振られ、船長が、左方に当て舵を取ったものの、元の針路に戻らず、機関を中立運転として潮流に流され続けたため、大鼓岩付近の浅所に乗り揚げたことにより発生したものと考えられる。 |
| 死傷者数 | なし |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。