
| 報告書番号 | MA2014-10 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2014年02月28日 |
| 事故等種類 | 乗揚 |
| 事故等名 | 漁船廣布丸乗揚 |
| 発生場所 | 兵庫県洲本市由良港の岩礁 洲本市所在の生石鼻灯台から真方位049°490m付近 |
| 管轄部署 | 神戸事務所 |
| 人の死傷 | |
| 船舶種類 | 漁船 |
| 総トン数 | 5t未満 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2014年10月30日 |
| 概要 | 本船は、船長及び甲板員が乗り組み、法定の灯火を表示し、船長が、操舵室後部右舷側の台の上に腰を掛け、甲板員を左舷側の台の上に腰を掛けさせ、由良港に2か所ある港口のうち、北部の新川口(以下「北口」という。)から出港し、機関を全速力前進にかけ、約10ノットの対地速力で由良港南西方の漁場に向けて航行を始めた。 船長は、GPSプロッターを作動させ、由良港東方沖を大きく離して南進した後、由良港南部の今川口(以下「南口」という。)の東方沖に達したとき、少しでも距離を短縮するつもりで、南口から出港するときと同じように漁場へ向かえばよいと思い、いつものように勘及び目視によって右に変針し、南西進した。 船長は、甲板員と共に船首方及び右舷方の南口を見ながら、操舵に当たり、漁場に向けて南西進中、平成26年2月28日03時20分ごろ、衝撃を感じて船体が停止したことから、岩礁に乗り揚げ、乗り切ったことを知った。 船長は、機関を直ちに中立としたものの、その後、航行できなくなり、漁業無線で僚船に救助の要請を行った後、西方に圧流され、約30分後に淡路島南岸に再び乗り揚げた。 船長は、甲板員と共に救命胴衣を着用して救助を待ち、僚船が救助に駆けつけたものの、付近の岩礁帯によって救助が阻まれ、夜が明けた後、小船によって甲板員と共に救助された。 |
| 原因 | 本事故は、夜間、本船が、由良港東方沖で漁場に向けて変針する際、船長が、南口から出港する場合と同じように漁場へ向かえばよいと思い、いつものように勘及び目視によって右に変針したため、陸岸に向けて南西進することとなり、由良港の岩礁に乗り揚げたことにより発生したものと考えられる。 |
| 死傷者数 | なし |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。