JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2014-9
発生年月日 2013年11月01日
事故等種類 乗揚
事故等名 漁船宝成丸乗揚
発生場所 長崎県壱岐市海豚鼻北西方の海岸  壱岐市所在海豚鼻灯台から真方位300°1,100m付近
管轄部署 門司事務所
人の死傷
船舶種類 漁船
総トン数 5~20t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2014年09月25日
概要  本船は、船長が1人で乗り組み、平成25年11月1日03時30分ごろ、長崎県佐世保市宇久島北西方沖の漁場で3夜連続して操業したいか釣り漁を終え、壱岐市郷ノ浦港へ向けて帰途についた。
 船長は、操舵室の椅子に腰を掛けて操船を行い、GPSプロッターを見て郷ノ浦港南方沖の変針予定地点に向ける針路とし、約15ノットの対地速力で自動操舵により、北東進した。
 船長は、操業中、1日に4時間程度しか睡眠がとれなかったので、少し眠気を感じていたが、時化ていたこともあり、操業中の他の漁船などを避けながら、緊張して操船していた。
 船長は、07時10分ごろ、壱岐市壱岐島南西方沖を北東進しているとき、北東からの強風が壱岐島に遮られて時化も収まり始め、いか運搬業者への入港連絡も終了したので、気が緩み、船首を海豚鼻西側海岸に向けた後、居眠りに陥った。
 本船は、郷ノ浦港南方沖で北に変針して入港する予定であったが、変針予定場所を通過し、07時30分ごろ海豚鼻北西方の海岸に乗り揚げた。
 船長は、乗り揚げた衝撃で目が覚め、付近で操業していた僚船に知らせて漁業協同組合及び海上保安庁に連絡を依頼した。
原因  本事故は、本船が、壱岐島南西方沖を自動操舵で北東進中、操船中の船長が居眠りに陥ったため、変針予定場所を通過して海豚鼻北西方の海岸に向けて航行し、同鼻北西方の海岸に乗り揚げたことにより発生したものと考えられる。
死傷者数 なし
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。