JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2014-7
発生年月日 2014年03月12日
事故等種類 死傷等
事故等名 漁船慶宝丸乗組員死亡
発生場所 不明(大分県国東市大分空港の南方沖~南東方沖の間)
管轄部署 門司事務所
人の死傷 死亡
船舶種類 漁船
総トン数 5t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2014年07月25日
概要  本船は、船長が1人で乗り組み、平成26年3月12日05時45分ごろ、大分県杵築市美濃崎漁港の定係地を大分空港南方沖における底引き網漁のために出港した。
 他漁協所属漁船は、14時42分ごろ、杵築市所在の臼石鼻灯台から真方位068°4.5海里付近の大分空港南東方沖において、本船が、船尾から後方に網を約20mから30m残して巻き込みを停止し、約2ノットの対地速力で北西進しており、本船上に人がいないように見えたので、海上保安庁に無人船情報を通報した。
 本船を発見した漁船は、老夫婦が乗っているだけだったので、本船に乗り移って停船させることができず、巡視船及び僚船が駆けつけるまで本船と伴走した。
 僚船及び巡視船は本船に接近し、乗組員及び海上保安官が乗り込み、本船を停船させ、巻き上げローラーのスイッチを切り、船上を調査したところ、同ローラーに巻き込まれた船長を認めたので、網を切断して船長を救出し、船長は、僚船により、最寄りの港に運ばれ、救急車で病院に搬送されたが、死亡が確認された。
 搬送先病院で大分海上保安部による検死が行われ、死因は胸部圧迫による窒息死と検案された。
原因  本事故は、本船が美濃崎漁港を出港し、大分空港南方沖の漁場で底引き網漁を開始した後、船長が巻き上げローラーに巻き込まれたため、発生したものと考えられる。
死傷者数 死亡:1人(船長)
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。