JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2014-7
発生年月日 2012年12月26日
事故等種類 衝突
事故等名 漁船第八十五若潮丸漁船第八白嶺丸漁船DON ABEL衝突
発生場所 エクアドル共和国マンタ港  マンタ港防波堤灯台から真方位101°1.2海里付近
管轄部署 横浜事務所
人の死傷 不明
船舶種類 漁船:漁船:漁船
総トン数 200~500t未満:200~500t未満:その他
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2014年07月25日
概要  A船は、平成24年6月29日エクアドル共和国マンタ港において、ペルー共和国からのいか漁の許可を待つため、右舷錨を投錨して錨鎖を6節伸出し、左舷側にB船を係留させて錨泊を行い、機関長Aが1人で乗り組んでいた。
 B船は、船長Bが1人で乗り組んでいた。
 船長Bは、機関長Aと共にA船で保安業務を行っていたところ、12月26日02時00分ごろから北西の風が強くなり、02時45分ごろA船の右舷船首方に錨泊していたC船が後退し、A船に向け、ゆっくり接近して来ることを認めた。
 船長Bは、C船が走錨していることが分かって衝突の危険を感じ、C船に対して錨を揚げて移動する要請を行うよう、現地協力会社に連絡したが、クリスマス休暇中のために現地協力会社の対応が遅れ、C船が右舷船首方から接近し続け、03時25分ごろ、マンタ港において、A船の右舷船側とC船の左舷船首部とが衝突した。
 C船は、A船の右舷船側に接触を繰り返しながら後退を続け、衝撃でA船の左舷船首尾とB船右舷船首尾とが接触した後、C船の船首部とB船の船尾とが衝突し、その後、B船の船尾方に圧流されていった。
原因  本事故は、エクアドル共和国マンタ港において、A船がB船を横抱きして錨泊中、C船がA船の右舷船首方で錨泊中、C船が、北西の風力5の風を受けて走錨したため、風下のA船及びB船に向けて圧流され、A船とC船が、続いてB船とC船が衝突したことにより発生したものと考えられる。
死傷者数 不詳
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。