JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2014-7
発生年月日 2013年11月02日
事故等種類 火災
事故等名 貨物船HONG QIAO火災
発生場所 愛知県三河港の神野東ふ頭3号岸壁  愛知県豊橋市所在の三河港大崎防波堤灯台から真方位116°1,040m付近
管轄部署 横浜事務所
人の死傷
船舶種類 貨物船
総トン数 1600~3000t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2014年07月25日
概要  本船は、船長ほか13人(中華人民共和国籍)が乗り組み、平成25年11月1日08時10分ごろから17時05分ごろにかけ、三河港の神野東ふ頭3号岸壁に着岸してスクラップの積荷作業を行い、2日08時00分ごろ積荷作業を再開した。
 積荷は、荷役事業者が、クローラ式クレーンのグラップルにより、岸壁のスクラップの置き場からスクラップをつかんで本船の貨物倉に落として行われ、予定の積荷総量は、約1,200tであった。
 荷主の担当者及び乗組員1人は、11時00分ごろ、右舷上甲板の舷梯付近で第2貨物倉の右舷船尾側から上がっている白煙を発見し、荷役作業者、副船長等へ連絡した。
 副船長は、煙を確認し、消火ポンプを始動して送水するように機関室へ指示した。
 船長は、乗組員を防火部署の配置に就けて消火活動を実施し、11時25分ごろまで、3本の消火ホースで第2貨物倉への海水の放水による消火活動を行ったが、消火できず、火勢が強まったため、自力消火は困難と思い、代理店を通じて消防署へ援助を要請した。
 本船は、荷役作業者からの通報によって11時50分ごろ来援した消防署員の指示により、第2貨物倉のスクラップの陸揚げを開始し、消防車及び巡視船艇による消火活動により、17時00分ごろ火勢が弱まり、19時44分ごろ鎮火が確認された。
原因  本事故は、本船が、三河港の神野東ふ頭3号岸壁に着岸中、第2貨物倉に積み込まれたスクラップから出火したため、発生したものと考えられる。
死傷者数 なし
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。