JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2014-7
発生年月日 2014年02月18日
事故等種類 死傷等
事故等名 漁船勘兵衛丸乗組員死亡
発生場所 神奈川県横須賀市長井漁港  横須賀市所在の長井港防波堤灯台から真方位110°150m付近
管轄部署 横浜事務所
人の死傷 死亡
船舶種類 漁船
総トン数 5t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2014年07月25日
概要  本船は、船長が1人で乗り組み、長井漁港で天然わかめの採捕を行うため、平成26年2月18日08時00分ごろ長井漁港にある船揚場を出発した。
 僚船の1人(以下「本件目撃者」という。)は、本船が長井港防波堤灯台から真方位110°150m付近に船首を北東方へ向けて錨泊し、天然わかめの採捕を行っている船長を陸上から眺めていたところ、09時33分ごろ頭から海に転落する船長を目撃した。
 本件目撃者は、船長が、泳いで錨索の方へ移動中、2回叫び声を上げた後、手を上げて動かなくなったので、助けを呼びに僚船の係留場へ向かった。
 僚船の1人(以下「本件救助者」という。)は、操業を終えて桟橋に係留して魚の仕分けをしていたところ、乗組員の1人が海面に浮かんでいる船長を発見し、救助に向かった。
 本件救助者は、船長を引き揚げ、船長の心臓が止まっていたことから、心肺蘇生法を施しながら陸上へ搬送し、119番通報を行った。
 本件救助者は、救急車が到着するまで、僚船船長等と共に心肺蘇生法を継続した。
 船長は、救急車によって病院へ搬送され、救命措置が施されたが、12時50分ごろ医師によって死亡が確認された。
 船長の死因は、溺死と検案された。
原因  本事故は、本船が長井港防波堤灯台東南東方沖に錨泊中、船長が、天然わかめの採捕を行っていたところ、落水したため、発生したものと考えられる。
死傷者数 死亡:1人(船長)
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。