JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 keibi2014-6
発生年月日 2014年02月12日
事故等種類 衝突(単)
事故等名 LNG運搬船AL JASRA衝突(灯浮標)
発生場所 シンガポール共和国シンガポール港のパワイ灯浮標
管轄部署 神戸事務所
人の死傷
船舶種類 タンカー
総トン数 30000t以上
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2014年06月27日
概要  本船は、船長及び航海士Aほか29人が乗り組み、平成26年2月12日13時28分(現地時刻、以下同じ。)ごろ、シンガポール港の錨地付近で右舷錨を投下して錨鎖を6節まで出し、船首を約277°(真方位、以下同じ。)に向けて錨泊した。
 航海士Aは、船橋で守錨当直を行っていたところ、17時15分ごろ、本船がパワイ灯浮標(PAWAI buoy、以下「本件灯浮標」という。)へ接近していることに気付いて船長を呼び、昇橋した船長にその旨を報告した。
 船長は、機関を極微速力前進として本件灯浮標との衝突を回避した後、降橋して自室にいたとき、窓から見えた本件灯浮標への接近速度が速いことを認め、昇橋し、本件灯浮標を回避するために機関を極微速力前進としたものの、19時27分ごろ約114°に向首した本船の右舷船尾部と本件灯浮標とが衝突した。
 船長は、本件灯浮標に曲損が生じていることを認め、また、翌日、本船の水面下部分の調査を実施したところ、プロペラ翼5枚に損傷があることを知った。
原因  本事故は、夜間、本船が、シンガポール港の錨地で錨泊中、約10m/sの東風を受けたため、本件灯浮標へ接近し、船長が機関を極微速力前進としたものの、右舷船尾と本件灯浮標とが衝突したことにより発生したものと考えられる。
死傷者数 なし
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。