JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2014-6
発生年月日 2012年12月01日
事故等種類 転覆
事故等名 プレジャーモーターボート隆盛丸転覆
発生場所 千葉県富津市萩生漁港北東方沖  富津市所在の萩生港第1防波堤灯台から真方位036°780m付近
管轄部署 横浜事務所
人の死傷 負傷
船舶種類 プレジャーボート
総トン数 5t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2014年06月27日
概要  本船は、船長が1人で乗り組み、同乗者1人を乗せ、萩生漁港北西方約2kmの釣り場において、釣りを行っていたが、天候が悪化したことに気付き、13時00分ごろ帰り始めた。
 船長は、船尾で船外機を操作して操船に当たり、本船の深さが0.5mと浅いことから、風浪を真横に受けないように船首の向きを変えながら、約7ノットの速力で南東進していたところ、本船の船首が振れ、船首側から船内に風浪が打ち込んで浸水した。
 船長は、機関を中立運転とし、船首が南方を向いた状態で計器の蓋を使って排水作業をしているうち、本船は、更に船尾側から風浪が船内に打ち込んで大量に浸水し、半水没状態となって右舷側に転覆した。
 船長及び同乗者は、落水して転覆した船体につかまり、陸岸側に圧流されたものの、落下した本船の錨が海底に引っ掛かって陸岸近くで船体が停止していたところ、転覆を目撃して駆けつけたマリーナ職員によって救助され、船長が救急車で、同乗者がドクターヘリでそれぞれ病院に搬送された。
 同乗者は、誤嚥性肺炎と診断され、1日入院した。
原因  本事故は、本船が、萩生漁港北東方沖を南東進中、船首側から船内に北の風浪が打ち込んで浸水し、機関を中立運転とした後、船首が南方を向いた状態で排水作業をしているうち、船尾側から風浪が船内に打ち込んで更に浸水したため、半水没状態となって転覆したことにより発生したものと考えられる。
死傷者数 負傷:1人(同乗者)
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。