JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2014-5
発生年月日 2013年06月22日
事故等種類 乗揚
事故等名 プレジャーモーターボートMermaid Princess Ⅱ乗揚(定置網)
発生場所 千葉県富津市浜金谷港南西方沖  富津市所在の金谷港第1防波堤灯台から真方位243°1,280m付近
管轄部署 横浜事務所
人の死傷
船舶種類 プレジャーボート
総トン数 5~20t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2014年05月30日
概要  本船は、船長が1人で乗り組み、同乗者7人を乗せ、平成25年6月22日18時00分ごろ千葉県鋸南町保田漁港を出港し、船長が、フライングブリッジで操船を行い、神奈川県横浜市のマリーナに向けて浜金谷港南西方沖を速力約10ノットで北西進していた。
 浜金谷港南西方沖には、定置網(以下「本件定置網」という。)が設置されており、囲い網から陸側に向かって垣網が設置されていた。
 本船は、レーダーがなかったが、GPSプロッターを装備し、その画面には、本件定置網が表示されており、船長は、保田漁港を出港後、しばらくの間は、GPSプロッターを見て航行していたものの、まだ周囲が明るかったので、目視による航行が可能と思い、GPSプロッターを見ずに前方の見張りを行っていた。
 船長は、雲の切れ目から太陽の光が差して海面の一部が輝き、本件定置網周辺の海面が雲の影に入って黒く見える状態で航行していたところ、本船が、18時20分ごろ本件定置網の垣網に乗り揚げた。
 船長は、急に船速が落ちたので、乗揚を知り、海上保安庁及び会員制プレジャーボート救助組織に救助を要請し、来援した救助艇に引き出され、横浜市のマリーナに自力で帰った。
原因  本事故は、本船が、浜金谷港南西方沖を北西進中、船長が、本件定置網が表示されていたGPSプロッターを見ずに目視による見張りを行い、また、海面が黒く見えて本件定置網の浮子が見えなかったため、本件定置網に気付かずに航行し、本件定置網に乗り揚げたことにより発生したものと考えられる。
死傷者数 なし
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。