JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2014-5
発生年月日 2013年12月09日
事故等種類 転覆
事故等名 モーターボート海山丸転覆
発生場所 神奈川県横須賀市猿島南方沖  横須賀市所在の横須賀港西防波堤灯台から真方位145°1.1海里付近
管轄部署 横浜事務所
人の死傷
船舶種類 プレジャーボート
総トン数 その他
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2014年05月30日
概要  本船は、船長が1人で乗り組み、猿島南方沖から横須賀市観音崎北側にある砂浜へ向けて航行中、船長が、船尾付近に置かれた工具箱へ腰を掛け、船首方を向き、左手で船外機の舵柄を握って操船していた。
 船長は、海上が平穏であり、船首方に航行船舶がないことから、  釣りに使用した道具の整頓をしようと思い、船外機のスロットルグリップを増速側へ約8割の位置で固定し、船外機の舵柄から左手を離して下を向き、作業を始めた。
 本船は、猿島南方沖を速力7~8ノットで東進中、平成25年12月9日12時00分ごろ、船首方から波を受け、船外機が右舵一杯の状態となって右へ急旋回を始め、船長が、舵柄を握って急旋回を止めようと思い、舵柄に左手を伸ばしたものの、届かず、右舷側のガンネルが海面下となるまで傾斜し、海水が船内へ入り、右舷側へ転覆した。
 船長は、転覆した本船につかまっていたところ、付近航行中の遊漁船に発見されて救助され、遊漁船乗組員が海上保安庁へ本事故の発生を通報した。
 本船は、遊漁船により、付近の漁港へえい航されて陸揚げされた。
原因  本事故は、本船が、猿島南方沖を東進中、船長が、船外機のスロットルグリップの捻りを固定して舵柄から手を離し、下を向いて作業をしていたため、船首方から波を受けた際、船外機が右舵一杯の状態となり、右へ旋回して右舷側のガンネルが海面下となるまで傾斜し、海水が船内へ入り、右舷側へ転覆したことにより発生したものと考えられる。
死傷者数 なし
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。