JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2014-4
発生年月日 2013年07月11日
事故等種類 転覆
事故等名 遊漁船第八あゆみ丸転覆
発生場所 鹿児島県屋久島町屋久島北東岸沖  屋久島町所在の屋久島宮之浦港北防波堤灯台から真方位116°4.0海里(M)付近
管轄部署 門司事務所
人の死傷 負傷
船舶種類 遊漁船
総トン数 5~20t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2014年04月25日
概要  本船は、船長及び甲板員が乗り組み、釣り客4人を乗せ、屋久島周辺を移動しながら釣りを行い、平成25年7月11日12時30分ごろ宮之浦港南東方沖の釣り場(以下「本件釣り場」という。)に到着した。
 船長は、本件釣り場付近の南東方400m付近は大きなうねりが入っていることを知っていたが、本件釣り場付近は、屋久島東部の早埼の陰になるので、風浪の影響を受けにくいと思い、波も低かったので、機関を中立とし、漂泊して釣りを始めた。
 本船は、船首を西方に向け、漂泊を続けて釣りを行っていたところ、13時50分ごろ、宮之浦港南東方沖において、突然、右舷船尾方向から高さ4~5mの波を受け、機関を前進にしたが、左舷側に転覆した。
 乗組員及び釣り客は、海に投げ出されたが、それぞれ自力で屋久島の東岸に泳ぎ着き、船長は、全員の無事を確認し、海上保安庁へ事故の通報を行い、事故を知り駆けつけた人に救急車の手配を依頼した。
 本船は、転覆後、風潮流によって西方に流され、船腹を上にした状態で浅瀬に乗り揚げた。
原因  本事故は、本船が、波浪注意報が発表された屋久島北東岸沖において、船長が、本件釣り場付近は、屋久島東部の早埼の陰になり、風浪の影響を受けにくいと思い、波も低かったので、漂泊して釣りを行っていたところ、右舷船尾方向から高さ約4~5mの波を受けたため、左舷側に転覆したことにより発生したものと考えられる。
死傷者数 負傷:5人(船長及び釣り客4人)
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。