JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2014-4
発生年月日 2013年07月20日
事故等種類 衝突(単)
事故等名 モーターボートKUMI&MARY衝突(岸壁)
発生場所 兵庫県姫路市姫路港の飾磨第1区  姫路市所在の飾磨東第2防波堤灯台から真方位020°1,430m付近
管轄部署 神戸事務所
人の死傷 負傷
船舶種類 プレジャーボート
総トン数 5t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2014年04月25日
概要  本船は、船長が1人で乗り組み、同乗者1人を乗せ、姫路港東第1区で釣りを行った後、平成25年7月20日00時20分ごろ白色全周灯及び両舷灯を表示し、飾磨第1区湛保の定係地に向けて帰途についた。
 船長は、定係地の船だまりに近づいたので、投光器を点灯し、操舵室中央に立ち、左手で舵を持ち、右手で操縦レバーを握って手動操舵に当たり、約3~4ノットの対地速力で船だまりに入り、右転しながら、着岸予定の湛保の東側岸壁(以下「本件岸壁」という。)に向けて航行した。
 船長は、いつもどおり、本件岸壁まで約20mの地点で船外機を後進にかけた際、約10m手前で本船が停止したので、少し前進するつもりで操縦レバーを前進に入れたところ、本船が急加速し、急いで中立にしたものの、本船は、平成25年7月20日00時35分ごろ船首部が本件岸壁に衝突した。
 船長は、顔面を前方のステンレスのケースにぶつけ、同乗者は、操舵室前の前部甲板に座っていたところ、前方に転倒してそれぞれ負傷した。
 船長及び同乗者は、救急車で病院に搬送され、船長は右目の下に3針の縫合を要する挫創、同乗者は左大腿骨転子下粉砕骨折と診断された。
原因  本事故は、夜間、本船が、本件岸壁において着岸作業中、船長が、換装した船外機の操縦性能を把握していなかったため、船外機を前進にかけた際、本船が加速し、本件岸壁に衝突したことにより発生したものと考えられる。
死傷者数 負傷:2人(船長及び同乗者)
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。