
| 報告書番号 | MI2014-4 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2013年07月03日 |
| 事故等種類 | 運航不能(航行設備故障) |
| 事故等名 | 貨物船SUN FORTUNE運航不能(機関損傷) |
| 発生場所 | 神奈川県横須賀市観音埼東南東方沖の浦賀水道航路 観音埼灯台から真方位118°3,700m付近 |
| 管轄部署 | 横浜事務所 |
| 人の死傷 | |
| 船舶種類 | 貨物船 |
| 総トン数 | 1600~3000t未満 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2014年04月25日 |
| 概要 | 本船は、船長及び機関長ほか11人が乗り組み、東京都大島町伊豆大島の北方沖を北東進中、平成25年7月3日00時30分ごろ、機関部当直者が、運転中の1号発電機原動機の異音に気付いて3号発電機に切り替え、02時10分ごろ千葉県千葉港入港準備のために2号発電機を始動して並列運転としたものの、02時40分ごろ3号発電機の気中遮断器(ACB)が、突然、解除されたので、2号発電機の単独による船内への給電とした。 機関長は、1号及び3号発電機原動機の故障箇所の調査、点検及び整備作業を始めた。 本船は、浦賀水道航路第2号灯浮標と浦賀水道航路第4号灯浮標の中間付近を北進中、03時05分ごろ、突然、2号発電機が停止して船内電源を喪失(ブラックアウト)し、1分~2分後に主機が停止した。 船長は、機関室からの故障状況の報告で修理に時間が掛かるとのことから、浦賀水道航路内であり、危険と判断し、03時08分ごろ故障発生を海上保安庁へ通報した。 本船は、04時00分ごろに到着した巡視船2隻の監視を受けながら、漂泊していたが、04時40分ごろに到着した船舶所有者手配のタグボートでえい航され、06時50分ごろ横須賀市横須賀港第4区に投錨した。 本船は、10時05分ごろ1号発電機原動機が修理され、同発電機を運転して19時00分ごろ横須賀港を抜錨し、22時50分ごろ千葉港京葉食品岸壁に着岸した。 本船は、船舶所有者の依頼で来日した大韓民国の修理業者により、各発電機原動機の修理が行われ、12日16時30分ごろに終了した。 |
| 原因 | 本インシデントは、夜間、本船が、2号発電機を単独で運転して浦賀水道航路を北進中、2号発電機原動機の2番、3番及び5番シリンダのピストンリングが焼き付いたため、2号発電機原動機が運転できなくなり、船内電源を喪失して主機が停止し、主機の運転ができなくなったことにより発生したものと考えられる。 |
| 死傷者数 | なし |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。