JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2014-2
発生年月日 2013年07月20日
事故等種類 衝突(単)
事故等名 プレジャーモーターボートスピア衝突(防波堤)
発生場所 長崎県対馬市竹敷港  対馬市所在の黒ミ埼灯台から真方位279°1,600m付近
管轄部署 門司事務所
人の死傷 負傷
船舶種類 プレジャーボート
総トン数 5~20t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2014年02月28日
概要  本船は、船長が1人で乗り組み、友人1人を乗せ、竹敷港の定係地から対馬市美津島町鶏知地区にある総合運動公園の桟橋に行き、友人と遊びなどを行った後、平成25年7月20日20時ごろ、船長が、友人4人を乗せ、定係地へ向けて帰途についた。
 船長は、キャビンの操縦席に座り、手動操舵により、約20ノットの対地速力として竹敷錨地を通過した後、定係地の岸壁に向けて南西進した。
 船長は、周辺は既に暗くなっており、造船所付近の明るい街灯を船首目標とし、GPSプロッターでおおよその船位を確認しながら、目視で操船を続け、定係地に近づいたので、フライングブリッジに上がって操船をするつもりで操縦席から降りたとき、20時10分ごろ本船の船首が浮き防波堤に衝突した。
 船長は、衝突の衝撃で前方に飛ばされ、顔面が操作盤に当たった後、後方に倒れ、友人4人も甲板等に投げ出された。
 本船は、前部を防波堤に乗り揚げて停止した。
 付近の岸壁にいた人は、衝突に気付いて消防に通報し、船長等は救助された。
 船長は、上下顎骨折と診断され、約1か月入院した後、経過観察のため、定期的に通院することになり、同乗者4人は打撲と診断されたが、入院しなかった。
原因  本事故は、夜間、本船が、竹敷港内を定係地に向けて南西進中、船長が、前方の造船所付近の街灯を船首目標としており、前方の防波堤の灯火に気付かなかったため、防波堤に衝突したことにより発生したものと考えられる。
死傷者数 負傷:5人(スピア船長及び同乗者4人)
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。