
| 報告書番号 | MI2014-2 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2013年03月20日 |
| 事故等種類 | 運航不能(航行設備故障) |
| 事故等名 | 漁船第一たか丸運航不能(機関損傷) |
| 発生場所 | 静岡県沼津市戸田舟山西方沖 沼津市所在の戸田灯台から真方位177°2.5海里付近 |
| 管轄部署 | 横浜事務所 |
| 人の死傷 | |
| 船舶種類 | 漁船 |
| 総トン数 | 5~20t未満 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2014年02月28日 |
| 概要 | 本船は、船長が1人で乗り組み、主機を回転数毎分約1,800で運転し、対地速力約10ノットで戸田舟山西方沖を漁場へ移動するために航行中、平成25年3月20日07時30分ごろ、船長が、主機冷却清水(以下「冷却清水」という。)添加用の不凍液の臭いに気付き、冷却清水の温度計の示度が120℃を超えていることを認めて機関の回転数を下げた。 船長は、機関室の方から衝撃音がしたので、機関を中立運転としたところ、主機が停止して潤滑油圧力低下の警報を発した。 船長は、機関室を点検したところ、冷却清水が漏れ、潤滑油補給口の蓋が機関室床面に落ちており、同落下地点の直上の機関室天井には当たった痕跡があることが判明したことから、主機の運転は不可能と判断して僚船による救援を要請した。 本船は、来援した僚船にえい航され、11時40分ごろ沼津市戸田港に帰った後、主機の開放点検が行われ、ピストン、シリンダライナ、シリンダヘッド等の損傷が判明したので、不良部品が交換されるなどして修理された。 |
| 原因 | 本インシデントは、本船が、戸田舟山沖を航行中、本件金具が切損し、本件ホースが鋳物管から外れたため、冷却清水が外部に漏えいして清水タンクに戻らず、冷却清水の不足が生じてシリンダライナ、シリンダブロック等が過熱する状況になり、ピストン等が焼き付き、主機の運転ができなくなったことにより発生したものと考えられる。 |
| 死傷者数 | なし |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。