
| 報告書番号 | MI2014-1 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2013年09月22日 |
| 事故等種類 | 運航不能(船体傾斜) |
| 事故等名 | 漁船第一しんうおのめ運航不能(船体傾斜) |
| 発生場所 | 長崎県新上五島町小串漁港東方沖 新上五島町所在の継子瀬灯台から真方位006°3.1海里付近 |
| 管轄部署 | 長崎事務所 |
| 人の死傷 | |
| 船舶種類 | 漁船 |
| 総トン数 | 5~20t未満 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2014年01月31日 |
| 概要 | 本船は、船長ほか甲板員2人が乗り組み、‘約9割が漁獲物であり、漁獲物の上に氷を入れて1箱約15kgとした縦約60cm、横約37cm及び深さ約12cmの鮮魚積載用木箱’(以下「鮮魚木箱」という。)1,646箱を積み、長崎県佐世保市相浦漁港に水揚げするため、平成25年9月22日18時45分ごろ、小串漁港を出港し、佐世保市黒島に向け、機関を回転数毎分約600の低速として対地速力約3ノットで東北東進した。 本船は、19時00分ごろ、新上五島町小島の東方約500mにおいて、北東の波を左舷前方から受けて右舷に約5°傾斜し、その後も右舷傾斜の増加が続いていたので、船長が、小串漁港に帰ることとし、左舵約10°を取って左転中、19時05分ごろ、船首が北西方を向いた際、右舷側から波を受け、右舷に約20°傾斜した状態になった。 船長は、所属漁業協同組合に救助を要請し、本船は、来援した僚船にえい航されて小串漁港に帰った。 なお、本船に積載していた漁獲物は、小串漁港で僚船に移し替えられた後、相浦漁港に運ばれた。 |
| 原因 | 本インシデントは、夜間、本船が、漁獲物を積載して小串漁港東方沖を東北東進中、北東の波を左舷前方に受け、横揺れした際、上甲板及び2番魚倉に積載していた鮮魚木箱が全体的に右舷方に滑って移動し、右舷に約5°傾斜した後、上甲板に流れ込んで滞留していた海水が右舷バラストタンク及び燃料タンクに流れ込むようになり、小串漁港に帰ろうとして左転中、右舷側からの波を受け、更に海水が右舷バラストタンク及び燃料タンクに流れ込んだため、右舷に約20°傾斜したことにより発生したものと考えられる。 |
| 死傷者数 | なし |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。