
| 報告書番号 | MA2013-12 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2013年05月03日 |
| 事故等種類 | 衝突 |
| 事故等名 | 作業船鋼福丸プレジャーボートたつ丸衝突 |
| 発生場所 | 福山港の岡山県笠岡市鋼管町のタグボートバース付近 笠岡市所在のJFEスチール福山港導灯(前灯)から真方位112°530m付近 |
| 管轄部署 | 広島事務所 |
| 人の死傷 | |
| 船舶種類 | 作業船:プレジャーボート |
| 総トン数 | 200~500t未満:5t未満 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2013年12月20日 |
| 概要 | A船は、船長Aほか3人が乗り組み、船長Aが単独で船橋当直に当たり、‘笠岡市鋼管町のタグボートバース’(以下「本件バース」という。)に船首を東方に向けて左舷着けで係留していたところ、東方には船舶がいないものと思い、西方から南方にかけて注意を向け、南方に向けて後進及び左回頭しながら、離岸作業を開始した。 船長Aは、船首が南西方に向いたので、機関を前進にかけたところ、操舵室に駆け込んで来た甲板員からB船と衝突したことを知らされ、出航を中止して係留場所に戻った。 B船は、船長Bが1人で乗り組み、本件バース付近において、船長Bが、釣りを終えて周囲を見たところ、西方約100mに南方に向けて左回頭しながら、離岸していたA船を認めたが、A船が南方に向けて離岸していたので、A船の北側をゆっくりと航行すれば、危険はないものと思い、帰途についた。 船長Bは、A船の動静を見ながら、約1.5ノットの対地速力で手動操舵によって西南西進中、A船が急に停止したので、何もすることができず、平成25年5月3日04時15分ごろ、JFEスチール福山港導灯(前灯)から真方位112°530m付近において、A船の右舷船尾部とB船の左舷中央部とが衝突した。 船長Bは、B船が左舷側から転覆した際、海に投げ出されたが、B船につかまっていたところ、A船のプロペラ水流によってB船が岸壁まで流されたので、岸壁に設置されたはしごを登って岸壁に上がり、また、B船は、A船の僚船乗組員によって引き揚げられた。 |
| 原因 | 本事故は、夜間、福山港の本件バース付近において、A船が離岸作業中、B船が西南西進中、船長Aが見張りを適切に行っておらず、また、船長Bが、A船の北側を航行すれば、危険はないものと思い、西南西進を続けたため、両船が衝突したことにより発生したものと考えられる。 |
| 死傷者数 | なし |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。