JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2013-11
発生年月日 2013年04月11日
事故等種類 乗揚
事故等名 旅客船兼自動車渡船フェリーちくし乗揚
発生場所 長崎県壱岐市芦辺港内 芦辺港南防波堤灯台から真方位290°450m付近
管轄部署 門司事務所
人の死傷
船舶種類 旅客船
総トン数 1600~3000t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2013年11月29日
概要 本船は、船長ほか20人が乗り組み、旅客69人を乗せ、車両19台を積載し、芦辺港公共岸壁に着岸するため、平成24年4月11日02時14分ごろ芦辺港口を港内へ向けて通過した。
 船長は、操舵室で操舵を行い、他に5人の乗組員を機関操作、見張り等に就け、休憩中の6人を除いた乗組員9人を船首部、船尾部、客室及び下船口において、着岸作業並びに旅客及び車両の下船に備えて待機させていた。
 船長は、港内に他船が航行していないことを確認し、左舷船首部を着岸するので、操舵室内の左舷ウィングで操船を行い、風が西から少し強く吹いていることから、風で本船が圧流されることを考え、通常より少し西の位置から着岸するため、速力約7ノットで北西進していたところ、02時17分ごろ、芦辺港南防波堤灯台西北西方沖において、衝撃を感じることなく、本船は、行きあしが止まり、船底が浅所に乗り揚げた。 
船長は、乗揚を知り、乗組員に指示して船内の調査を行い、浸水等の異常がないこと、及び船底からの衝撃がほとんどなかったことから、底質が土か砂であり、緊急事態ではないと思い、会社に連絡するとともに、旅客に状況を説明し、離礁作業を開始した。
船長は、機関、舵及びバウスラスターを種々使用し、03時05分ごろ自力離礁した。
 本船は、予定よりも48分遅れて芦辺港の岸壁に着岸した。
原因  本事故は、夜間、本船が、芦辺港の岸壁に着岸しようとした際、港内に泥の堆積によって浅所が形成されていたため、同浅所に乗り揚げたことにより発生したものと考えられる。
死傷者数 なし
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。