
| 報告書番号 | MA2013-11 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2013年01月12日 |
| 事故等種類 | 火災 |
| 事故等名 | 漁船第二観音丸火災 |
| 発生場所 | 長崎県壱岐市所在の若宮灯台北西方沖 若宮灯台から真方位315°9.0海里付近 |
| 管轄部署 | 門司事務所 |
| 人の死傷 | |
| 船舶種類 | 漁船 |
| 総トン数 | 5~20t未満 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2013年11月29日 |
| 概要 | 本船は、船長ほか甲板員2人が乗り組み、平成25年1月12日17時40分ごろ、若宮灯台北西方沖の漁場に到着して主機を停止し、パラシュート型シーアンカーを投入して漂泊した。 本船は、18時00分ごろ、主機駆動の集魚灯用発電機を運転し、集魚灯を点灯していか釣り漁を始めた。 船長は、18時30分ごろ、焼けた臭いに気付き、主機からは異音が発生しているように思えたため、操舵室ドアの窓から外を見たところ、機関室通風筒から煙が出ていたので、集魚灯用発電機の主電源スイッチを切り、主機を停止した。 船長は、機関室囲壁の左舷側に設けられた引き戸を開けたところ、室内に炎は見えなかったものの、煙が立ち込めていたので火災と思い、甲板員に消火ホースを持ってくるように指示して機関室に降りた。 船長は、臭いが電線の絶縁被覆が焼けたような臭いに思えたので、機関室前部の両舷に設置された安定器からの出火と思い、主に安定器に向けて放水と持運び式消火器の使用による消火活動を行った。 船長は、煙や焼けた臭いが少なくなってきたので、19時00分ごろ鎮火したものと思い、自力で壱岐市勝本港に帰港した。 |
| 原因 | 本事故は、夜間、本船が若宮灯台北西方沖で漂泊していか釣り漁を操業中、集魚灯用発電機の玉軸受が異常摩耗して回転子軸の軸心が偏移したため、回転部と固定部の隙間の少ない箇所が接触するなどして発火し、巻線等へ延焼したことにより発生したものと考えられる。 |
| 死傷者数 | なし |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。