JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 keibi2013-10
発生年月日 2012年07月19日
事故等種類 運航阻害
事故等名 ケミカルタンカー第八十長運丸運航阻害
発生場所 山口県防府市野島東方沖 防府市所在の周防野島灯台から真方位090°1.5海里付近
管轄部署 広島事務所
人の死傷
船舶種類 タンカー
総トン数 200~500t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2013年10月25日
概要  本船は、船長及び機関長ほか3人が乗り組み、山口県徳山下松港において、苛性ソーダ約235tを積み、主機を回転数毎分(rpm)750とし、約10.3ノットの対地速力で野島東方沖を航行中、平成24年7月19日12時30分ごろ主機冷却清水膨張タンク(以下「膨張タンク」という。)の低水位警報が発生した。
 機関長は、直ちに機関室を点検したところ、主機潤滑油に水分が混入していることを発見し、主機を停止して詳細な点検が必要であることを船長に報告した。
 本船は、主機を700rpmまで減速して発航地に戻り、周辺の安全を確認した上、機関長が、主機を停止して点検したところ、主機2番シリンダライナ下部水密用Oリングから冷却清水が漏えいしていることを認めた。
 本船は、修理業者に事態を連絡し、発航地の岸壁に接舷して修理を行った。
原因  本インシデントは、本船が、野島東方沖を航行中、主機2番シリンダライナ下部水密用Oリングから冷却清水が漏えいして潤滑油に混入したため、潤滑油が乳化し、主機の通常運転ができなくなったことにより発生したものと考えられる。
死傷者数 なし
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。