
| 報告書番号 | keibi2013-10 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2013年05月22日 |
| 事故等種類 | 衝突 |
| 事故等名 | 油タンカーあかつき丸ばら積貨物船ATRO-3衝突 |
| 発生場所 | バングラデシュ人民共和国チッタゴン港 |
| 管轄部署 | 神戸事務所 |
| 人の死傷 | |
| 船舶種類 | タンカー:貨物船 |
| 総トン数 | 10000~30000t未満:10000~30000t未満 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2013年10月25日 |
| 概要 | A船は、船長Aほか21人が乗り組み、チッタゴン港の錨地で左舷錨を投下して錨鎖8節を伸出し、船首を約170°(真方位、以下同じ。)に向けて錨泊中、船長Aが、A船の左舷船首方で錨泊中のB船が走錨し、A船に接近しているとの報告を乗組員から受け、機関準備及び揚錨を指示した。 船長Aは、左舷錨を巻き揚げれば、更にB船へ接近するので、左舷錨の巻き揚げを諦め、主機を極微速力前進にかけて右舵一杯とし、右回頭したが、潮流によって速力が得られず、B船が更に接近した。 船長Aは、B船と平行になれば、B船が通過できると思って左舵を取ったものの、B船の船首が右に振れてA船に接近したので、全速力後進としたが、平成25年5月22日20時25分ごろ(現地時刻、以下同じ。)A船の左舷船首部とB船の右舷船首部とが衝突した。 B船は、船長Bほか19人が乗り組み、チッタゴン港の錨地で右舷錨を投下して錨泊中、走錨した。 船長Aは、20時05分ごろ、船長Bから、B船が走錨していること、及びB船の機関の用意ができていることをVHF無線電話によって通報された。 船長Aは、20時10分ごろB船に主機の準備状況を尋ねたが、返答がなかった。 船長Aは、20時13分ごろ、B船との距離が約90mとなったので、昼間信号灯を使用してB船へ注意喚起を行った。 船長Aは、20時20分ごろB船が右舷錨を巻き揚げているところを認めた。 |
| 原因 | 本事故は、夜間、チッタゴン港の錨地において、A船及びB船が共に錨泊中、B船が走錨したため、両船が衝突したことにより発生したものと考えられる。 |
| 死傷者数 | なし |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。