JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2013-10
発生年月日 2012年07月30日
事故等種類 沈没
事故等名 プレジャーモーターボート美香沈没
発生場所 神奈川県横須賀市久里浜港 横須賀市所在の久里浜内防波堤灯台から真方位320°430m付近
管轄部署 横浜事務所
人の死傷
船舶種類 プレジャーボート
総トン数 5t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2013年10月25日
概要  本船は、船長が1人で乗り組み、検査員を乗せ、久里浜港で臨時検査を受検するため、平成24年7月30日16時20分ごろ横須賀市所在のマリーナから出航した。
 船長は、受検中、検査員から後進を指示されたので、船尾を久里浜港口に向けて停船している本船の左右を確認した後、本船を最微速で後進させたところ、船長の座席後方の燃料タンク上に腰を掛けていた検査員が、声を上げて立ち上がり、本船が浸水していることに気付いた。
 船長は、本船が船尾側へ傾斜し始めたので、前進させようとし、急いでクラッチレバーを前進に切り替え、アクセルペダルを踏み込んだところ、船外機が、燃料切れのような挙動を示して停止した。
 船長は、船外機の始動を何回か試みたが、始動しなかった。
 本船は、船尾付近からの浸水が進行し、16時35分ごろ、船尾側へ大きく傾斜した後、船首を上に向けて沈没した。
 船長及び検査員は、本船が沈没する際に海へ投げ出され、漂流しているところをマリーナの作業船によって救助された。
 本船は、翌日に引き揚げられ、損傷状況の調査が行われたが、浸水を生じるような損傷は、発見されなかった。
原因  本事故は、本船が、久里浜港で臨時検査を受検中、船尾付近から浸水して船尾側へ傾斜した際、船外機が停止してビルジポンプが不作動となったため、浸水が進行して沈没したことにより発生したものと考えられる。
死傷者数 なし
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。