JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2013-9
発生年月日 2011年11月24日
事故等種類 乗揚
事故等名 貨物船PROPEL PROGRESS乗揚
発生場所 北海道苫小牧港西方の海岸 苫小牧港西防波堤灯台から真方位267°1.6海里付近
管轄部署 函館事務所
人の死傷
船舶種類 貨物船
総トン数 10000~30000t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2013年09月27日
概要  貨物船PROPEL PROGRESSは、船長ほか23人が乗り組み、北海道苫小牧港で錨泊中に走錨し、揚錨後、強風を受けて圧流され、平成23年11月24日02時16分ごろ、同港西方の海岸に設置された人工リーフに接触した後、同海岸に乗り揚げた。
 PROPEL PROGRESSは、船底部に破口、凹損等を生じたが、死傷者はいなかった。
 また、2基の人工リーフは、ブロックに破損を生じた。
原因  本事故は、夜間、本船が、苫小牧港第3区で単錨泊中、海上強風警報及び走錨注意情報が発表され、風波が増大する状況下、船長が、走錨に気付かなかったため、その後、走錨に気付いて揚錨したものの、操船が困難な状況になっており、沖へ向首することができず、再び投錨したが、走錨して苫小牧港西方の海岸に乗り揚げたことにより発生したものと考えられる。
 船長が、走錨に気付かなかったのは、錨鎖を8節伸出すれば、風速約25m/sまで走錨することはないものと思い込み、船位の確認をしていなかったことによるものと考えられる。
死傷者数 なし
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。