
| 報告書番号 | MI2013-8 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2012年07月05日 |
| 事故等種類 | 座洲 |
| 事故等名 | 自動車運搬船TRANS FUTURE 10座洲 |
| 発生場所 | 福岡県福岡市博多港内 博多港東防波堤灯台から真方位005°3,620m付近 |
| 管轄部署 | 門司事務所 |
| 人の死傷 | |
| 船舶種類 | 貨物船 |
| 総トン数 | 10000~30000t未満 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2013年08月30日 |
| 概要 | 本船は、船長ほか19人が乗り組み、水先人を乗せ、自動車約1,400台を積載し、平成24年7月5日16時15分ごろ、船長が操船指揮を執り、水先人に操船を委ね、三等航海士をレーダーに、甲板手を手動操舵にそれぞれ就け、タグボート1隻の支援を受けて博多港香椎パークポート2号岸壁を離岸後、博多港東航路東口延長上の水深14mに掘下げ済の水路(以下「掘下げ済水路」という。)に向かった。 水先人は、左舷船尾に取っていたタグラインを放して徐々に増速し、16時25分ごろ、掘下げ済水路南側線上に設置された赤色の簡易標識の東方を通過した頃、前方に港奥に向かう押船列、緑色の簡易標識(以下「緑ブイ」という。)及び黄色の簡易標識(以下「黄ブイ」という。)を視認し、緑ブイと黄ブイの間が掘下げ済水路であると思い、緑ブイの北方沖に向けて北西進した。 船長は、掘下げ済水路の北側線上に設置された緑ブイに接近したので、水先人に緑ブイが近いと注意喚起したが、水先人は問題ない旨の応答を行って北西進を続けた。 水先人は、緑ブイに接近し、緑ブイを左舷側に見ながら左転を始めたが、黄ブイの西南西方に東航路北側線上に並んで設置されているはずの灯標が見えないので、掘下げ済水路の位置を取り違えていたことに気付き、左舵一杯を取ったが、徐々に速力が低下し、16時29分ごろ掘下げ済水路北方の浅所に座洲した。 本船は、船主手配のサルベージ会社により潜水調査が行われたのち、22時10分ごろタグボート2隻により引き下ろされ、自力航行して博多港検疫錨地に錨泊した。 |
| 原因 | 本インシデントは、本船が、博多港において、香椎パークポート2号岸壁を離岸して東航路東口に向けて航行中、水先人が掘下げ済水路の位置を取り違えたため、掘下げ済水路の外側を航行し、浅所に座洲したことにより発生したものと考えられる。 |
| 死傷者数 | なし |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。