JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2013-8
発生年月日 2012年10月09日
事故等種類 火災
事故等名 貨物船HAI XIN 1火災
発生場所 愛知県三河港船渡埠頭3号岸壁 三河港大崎防波堤灯台から真方位116°1,110m付近
管轄部署 横浜事務所
人の死傷
船舶種類 貨物船
総トン数 500~1600t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2013年08月30日
概要  本船は、船長ほか9人が乗り組み、平成24年10月9日08時30分ごろから着岸した三河港船渡埠頭3号岸壁でスクラップ貨物の積込み作業を開始した。
 積込みは、荷役事業者が、クローラ式クレーン(つり上げ能力70t)のグラップルにより、岸壁のスクラップ貨物の置き場からスクラップ貨物をつかんで本船の貨物倉に落として行われた。
 船長及び一等航海士は、船橋で荷役当直に、乗組員Aが舷門当直に、乗組員Bが機関当直にそれぞれ当たっていた。
 乗組員Aは、11時50分ごろ貨物倉の船首側から上がっている白煙を発見して船長に連絡した。
 船長は、貨物倉で火災が発生していることに気付き、乗組員を消火部署の配置に就け、一等航海士が機関部員に消火ポンプの起動を指示し、甲板部員が、11時52分ごろから約10分間、海水の放水による消火活動を行ったが、消火できなかった。
 三河港船渡埠頭3号岸壁で本船の荷役の様子を見ていた人は、本船の貨物倉から上がっている煙を発見し、11時55分ごろ消防署及び海上保安庁に通報した。
 本船は、通報によって駆けつけた消防署員の指示により、貨物倉のスクラップ貨物を陸揚げし、巡視船艇及び消防車による消火活動により、21時25分ごろ鎮火が確認された。
原因  本事故は、本船が、三河港船渡埠頭3号岸壁に着岸中、貨物倉に積み込まれたスクラップ貨物から出火したことより発生したものと考えられる。
死傷者数 なし
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。