
| 報告書番号 | MA2013-8 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2012年12月25日 |
| 事故等種類 | 施設等損傷 |
| 事故等名 | 漁船翔英丸養殖施設損傷 |
| 発生場所 | 宮城県気仙沼市大島大向西方沖 気仙沼市所在の浦の浜港田尻防波堤灯台から真方位199°1,160m付近 |
| 管轄部署 | 仙台事務所 |
| 人の死傷 | |
| 船舶種類 | 漁船 |
| 総トン数 | 5~20t未満 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2013年08月30日 |
| 概要 | 本船は、船長ほか5人が乗り組み、雪によって視界が制限された状況下、船長が、気仙沼市黒崎島西方沖を通過して気仙沼湾の西湾に入る際、レーダー及びGPSプロッターによって船位を確認したのち、気仙沼市気仙沼港に向け、約2~3ノットの対地速力として手動操舵で北北西進した。 船長は、本船が気仙沼湾の西湾に入ったのち、主機及び操舵装置のリモコンを持ち、操舵室を出て乗組員全員で操舵室の上部に上がり、乗組員に対して目視による見張りを行うように指示し、自らも目視による見張りを行っていた。 船長は、レーダー及びGPSプロッターによる船位の確認を行っておらず、リモコンを使用して同じ速力で航行中、平成24年12月25日19時20分ごろ、大島大向西方沖において、船首方の見張りを行っていた乗組員から浮子が見える旨の報告を受けて周囲を確認したところ、本船がわかめ養殖施設に進入していることを確認した。 本船は、船長が、機関を後進にかけ、わかめ養殖施設から抜け出そうとしたが、プロペラに同養殖施設のアンカーロープなどが絡まって航行不能となった。 船長は、海上保安庁に救助を要請したのち、手配した引船により、わかめ養殖施設から引き出され、気仙沼港にえい航された。 |
| 原因 | 本事故は、夜間、本船が、雪によって視界制限状態となった大島大向西方沖を北北西進中、船長が、目視による見張りを行っていたため、わかめ養殖施設に気付かず、同養殖施設に進入したことにより発生したものと考えられる。 |
| 死傷者数 | なし |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。