JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2013-8
発生年月日 2012年12月16日
事故等種類 転覆
事故等名 漁船第二十一初栄丸転覆
発生場所 不明(三厩漁港外の漁場~青森県今別町所在の高野埼灯台東北東方沖の間)
管轄部署 仙台事務所
人の死傷 死亡
船舶種類 漁船
総トン数 5~20t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2013年08月30日
概要  本船は、船長及び甲板員が乗り組み、平成24年12月15日16時00分ごろ自宅を出発し、三厩漁港からいか一本釣り漁の漁場に向かった。
 所属漁業協同組合の職員は、本船が、ふだん、06時から07時までの間に帰港するのに帰港していなかったことから、16日07時35分ごろ、帰港時間を確認しようとし、本船に無線で呼び掛け、また、船長の携帯電話に何度もかけたがつながらなかったので、海上保安部及び水難救済会に救助を要請した。
 本船は、09時00分ごろ、高野埼灯台から062°(真方位、以下同じ。)0.9海里(M)付近において、自動車で付近の各漁港を巡回中の所属漁業協同組合の職員により、船底を上にした状態で漂流しているところを発見され、同職員が、双眼鏡で付近を確認したものの、人影は認められなかった。
 海上保安庁は、ヘリコプターから本船に特殊救難隊員を降下させて船内を捜索したところ、16時20分ごろ操舵室から船長を、また、16時40分ごろ船室から甲板員をそれぞれ発見し、ヘリコプターに揚収後、両人は、病院に搬送されたが、死亡が確認され、両人共に死因は溺水と検案された。
 本船は、荒天のために巡視船艇が近づけず、青森県大間町大間埼西方沖まで流されたが、その後、巡視船が三厩漁港に向けてえい航を開始し、途中で所属漁業協同組合が手配したクレーン台船に引き揚げられ、三厩漁港に運搬されて陸揚げされた。
原因  本事故は、本船が、三厩漁港を出港したのち、操業を終えて漁場から三厩漁港に向けて帰航中、転覆したことにより発生した可能性があると考えられる。
死傷者数 死亡:2人(船長及び甲板員)
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。