
| 報告書番号 | MA2013-5 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2012年11月27日 |
| 事故等種類 | 転覆 |
| 事故等名 | 漁船第二彦丸転覆 |
| 発生場所 | 神奈川県逗子市逗子海岸沖 神奈川県葉山町所在の葉山港A防波堤灯台から真方位012°930m付近 |
| 管轄部署 | 横浜事務所 |
| 人の死傷 | |
| 船舶種類 | 漁船 |
| 総トン数 | 5t未満 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2013年05月31日 |
| 概要 | 本船は、船長ほか甲板員1人が乗り組み、平成24年11月27日07時50分ごろ、3日前に仕掛けたたこ籠漁のたこ籠を揚収するため逗子海岸沖の漁場に到着した。 本船は、たこ籠を仕掛けた方向(北西)に船首を向けて停船し、左舷から波を受ける状況であった。 船長は、揚収状況を確認しながら本船船尾部で操船し、甲板員が、船首部左舷側から、1連(約100m)に9個のたこ籠が固定されている縄を手で揚収していた。 船長は、08時10分ごろ、波が高くなってきたことから不安を感じて帰ろうかと考えていたが、揚収の途中であり、もう少しと思って作業を続け、3連目の縄のたこ籠3個を揚収したところ、左舷方約5m先から本船に向かって来る波高2.5mほどの巻き波(頂きが前方へ向かって不安定なアーチを張出し、その中に空気を抱き込みながら崩れ落ちる波)を視認した。 船長は、その波が、初めて見るような大波だったことから、危険を感じ、船首を波に向けようとして舵を取ったが、本船は、左舷正横寄りから同波を受け、08時30分ごろ右舷側に転覆した。 船長及び甲板員は、海に投げ出されたのち、船底を上にして転覆している本船のプロペラシャフトにつかまり、漂流していたところを数人のサーファーに救助された。 本船は、サーファー達に引き起こされて逗子海岸近くまで運ばれ、ボート保管施設のフォークリフトで砂浜に引き揚げられた。 |
| 原因 | 本事故は、本船が、逗子海岸沖で停船してたこ籠の揚収中、左舷正横寄りから巻き波を受けたため、右舷側に転覆したことにより発生したものと考えられる。 |
| 死傷者数 | なし |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。