
| 報告書番号 | MA2013-4 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2012年03月25日 |
| 事故等種類 | 浸水 |
| 事故等名 | 旅客船兼自動車渡船MASAGENA浸水 |
| 発生場所 | 不明(広島県尾道糸崎港~鹿児島県南大隅町佐多岬南西方沖の間) |
| 管轄部署 | 門司事務所 |
| 人の死傷 | |
| 船舶種類 | 旅客船 |
| 総トン数 | 500~1600t未満 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2013年04月26日 |
| 概要 | 本船は、平成24年3月15日まで瀬戸内海でフェリーとして運航されていたが、3月17日香川県小豆島町所在の造船所に上架して船体等に異常のないことが確認されたのち、20日に下架して尾道糸崎港に回航された際には、船内への浸水は認められず、22日にインドネシア共和国のフェリー会社に売却された。 本船は、船長及び機関長ほか10人(インドネシア共和国籍)が乗り組み、3月25日08時00分ごろ尾道糸崎港をインドネシア共和国のジャカルタ港に向けて出港し、26日09時50分ごろ、佐多岬南西方沖を航行中、「機関室が浸水している。救助を求む」旨を海上保安庁に通報した。 本船は、26日11時40分ごろ、鹿児島県屋久島町屋久島北方約1.3海里付近を漂流中、海上保安庁の航空機に発見され、同庁のヘリコプターで17時50分ごろまでに乗組員全員が救助された。 漂流中の本船は、27日09時00分ごろ海上保安庁の潜水士等によって点検され、機関室の船首側に隣接したポンプ室の左舷側外板に破口が生じ、‘機関室とポンプ室の間の隔壁に設けられた水密扉’(以下「本件水密扉」という。)が閉鎖されていたが、本件水密扉の水密部から機関室側に海水が毎分約40~50ℓ漏えいし、機関室は床下の主機クランク室下部付近まで浸水しているのが認められた。 本船は、修理業者によって破口箇所に応急の水中溶接が施工され、巡視船によって鹿児島県薩摩半島西方沖までえい航されたのち、熊本県八代市所在の造船所が手配したタグボートによって29日06時48分ごろえい航が開始され、30日08時15分ごろに同造船所に着岸した。 |
| 原因 | 本事故は、本船が、尾道糸崎港を出港してインドネシア共和国ジャカルタ港に向けて航行中、ポンプ室左舷側外板に破口を生じたため、ポンプ室等に浸水したことにより発生したものと考えられる。 |
| 死傷者数 | なし |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。