
| 報告書番号 | MA2013-4 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2012年07月20日 |
| 事故等種類 | 乗揚 |
| 事故等名 | 貨物船兼砂利石材運搬船吉福善丸乗揚 |
| 発生場所 | 大分県津久見市赤崎鼻北西岸付近の浅所 津久見市所在の津久見白石灯標から真方位207°2,090m付近 |
| 管轄部署 | 門司事務所 |
| 人の死傷 | |
| 船舶種類 | 貨物船 |
| 総トン数 | 200~500t未満 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2013年04月26日 |
| 概要 | 本船は、船長ほか3人が乗り組み、石灰石を積載するために大分県津久見市津久見港へ向かった。 本船は、甲板員が単独で船橋当直に就き、速力約9ノットで津久見湾の湾口を南進し、津久見白石灯標を右舷方に見て通過した後、海図に書かれていた予定針路線に沿って右転し、南西進していたところ、3海里(M)レンジとしていたレーダー画面上で2隻の小型船舶らしき映像(以下「小型船」という。)を本船の左舷船首方に認めた。 甲板員は、霧により視界不良となった状況下、小型船が約0.1Mに近づき、エコートレイルの形状などから、本船の船首方を右方に横切ろうとしているものと判断し、この距離で本船が直進を続けたり、右転したりすると小型船と衝突する虞があると思い、手動操舵に切り替えてそのままの速力で左転した。 甲板員は、100m弱の距離で小型船が通過したものの、赤崎鼻に接近するので、左転直後に機関を停止し、全速力後進として行きあしを止めようとしたが、本船は、平成24年7月20日01時40分ごろ、赤崎鼻北西方の浅所に乗り揚げた。 本船は、自力離礁したものの、船首部船底に生じた凹損亀裂部から浸水したため、石灰石の積荷役の予定を取りやめ、広島県大崎上島町所在の造船所に自力回航し、応急修理を行った。 |
| 原因 | 本事故は、夜間、本船が、霧により視界不良となった赤崎鼻北方沖を南西進中、船橋当直中の甲板員が左舷船首方から接近する小型船との衝突を避けようとして左転したため、赤崎鼻に接近し、赤崎鼻北西方の浅所に乗り揚げたことにより発生したものと考えられる。 |
| 死傷者数 | なし |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。