
| 報告書番号 | MA2013-4 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2012年11月06日 |
| 事故等種類 | 乗揚 |
| 事故等名 | 液体化学薬品ばら積船第八幸福丸乗揚 |
| 発生場所 | 山口県徳山下松港第1区 山口県周南市所在の黒髪島二等三角点から真方位020°2.5海里(M)付近 |
| 管轄部署 | 広島事務所 |
| 人の死傷 | |
| 船舶種類 | タンカー |
| 総トン数 | 100~200t未満 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2013年04月26日 |
| 概要 | 本船は、船長ほか3人が乗り組み、空船で船首約0.6m、船尾約2.7mの喫水により、徳山下松港第1区平野ふ頭に着岸しようとしたところ、着岸予定場所付近に貨物船が着岸しており、その貨物船から投入されていた錨鎖を認めたので、その錨鎖を避けるために平野ふ頭前面水域東側を航行することとし、約4ノットの対地速力で手動操舵により北東進した。 平野ふ頭は周南市港町に所在する南北に延びた長さ約600mのふ頭であり、同ふ頭と同市小川屋町に所在するふ頭に挟まれた水域は、南西方に開いており、水域の東側(小川屋町のふ頭側)は干出岩や浅所が存在し、可航幅は100m未満であった。また、干出岩が存在する辺りは、水深が2m未満であり、浅いことを示す赤色浮きが1個設置されていた。 船長は、赤色浮きが設置された辺りが浅いことを知っていたが、低潮時から約1~2時間経ち、また、空船であったので、水深は大丈夫であるものと思い、赤色浮き付近に向けて航行し、08時10分ごろ、黒髪島二等三角点から真方位020°2.5M付近において、浅所に乗り揚げた。 船長は、船舶所有者及び海上保安庁に連絡し、本船は、高潮時を待って自力で離礁して着岸予定場所に着岸した。 |
| 原因 | 本事故は、本船が、徳山下松港第1区平野ふ頭前面水域を北東進中、船長が浅所を示す赤色浮き付近に向けて航行したため、浅所に乗り揚げたことにより発生したものと考えられる。 |
| 死傷者数 | なし |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。