JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 keibi2009-2
発生年月日 2008年10月11日
事故等種類 衝突
事故等名 旅客船シンフォニー モデルナ油送船第二十一照平丸衝突
発生場所 京浜港東京区日の出ふ頭 Lバース
管轄部署 横浜事務所
人の死傷
船舶種類 旅客船:タンカー
総トン数 1600~3000t未満:100~200t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2009年02月27日
概要  B船は、空倉で京浜港川崎区の係船地に向け航行中、勝鬨橋を航過したとき、右舷前方に停泊中の水上バスを認め、その後方への避行動作をとったところ、突然舵が効かず、操船不能となり、機関停止及び後進としたが、間に合わず、平成20年10月11日10時05分ごろ、京浜港東京区日の出ふ頭に係岸中のA船左舷中央部に船首右舷部が衝突した。
 B船は、船橋の操舵スタンドと操舵機室の操舵機油圧ポンプ及び油圧シリンダ間を相互に結ぶ銅配管(外径18mm厚さ3.0mm)の油圧ポンプへの配管の一部が高圧ゴムホース2本(長さ610mm及び同810mm)と結ばれていたが、同ホースが油圧ポンプ側の取付金具付け根部で切損していた。
原因  本事故は、B船が操舵機油圧ポンプ配管の一部に使用されていた高圧ゴムホースが切損し、漏油して油圧が保てなくなり、舵が効かなくなったため、係岸中のA船に衝突したことにより発生したものと考えられる。
 同ゴムホースは10年以上交換されていないために、その材質が経年劣化して切損に至った可能性及び同ゴムホースにペイント塗装が施され、また、操舵機室内の見回り点検が十分でなかったために、切損の兆候であるゴム表面のヒビ割れ等の発見が遅れた可能性があると考えられる。
死傷者数 なし
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。