
| 報告書番号 | MA2013-4 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2012年02月03日 |
| 事故等種類 | 死傷等 |
| 事故等名 | 漁船第三十八三喜丸乗組員死亡 |
| 発生場所 | 北海道礼文町鉄府漁港西方沖 礼文町所在の礼文西港鉄府北防波堤灯台から真方位270°100m付近 |
| 管轄部署 | 函館事務所 |
| 人の死傷 | 死亡 |
| 船舶種類 | 漁船 |
| 総トン数 | 5~20t未満 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2013年04月26日 |
| 概要 | 本船は、船長及び甲板員の2人が乗り組み、平成24年2月3日06時50分ごろ鉄府漁港を出港し、船長は、操舵室内の左舷側に立った姿勢で操船を行い、甲板員が同室の船首側に設けられた左舷前部甲板で前回の操業中に漁獲物と共に船に上げられてプラスチック籠に入れられていたヒトデ等の海中投入作業を行っているのを監視しながら、約7~8ノットの対地速力で自動操舵により西進した。 船長は、鉄府漁港西方沖を西進中、操舵室内の右舷側に設置された無線設備により、数十秒の間、甲板員から目を離し、先航する僚船に対して自船の出港連絡を行ったのちに視線を甲板に戻した時、07時00分ごろ甲板員を認めなかったので、機関を中立とし、船内を捜索したが甲板員を発見できず、甲板員が海中転落したものと判断した。 本船は、反転して付近海域の捜索を開始したところ、07時05分ごろうつ伏せになって浮遊している甲板員とプラスチック籠を発見し、同人を船上に引き揚げようとしたが、そのうちに船体が鉄府漁港に向けて流され始めたことから、船上に引き揚げることを断念し、甲板員を保持した状態で同漁港に着岸したのち、07時20分ごろ同人を船上に引き揚げた。 甲板員は、診療所において溺死と検案された。 |
| 原因 | 本事故は、本船が鉄府漁港西方沖を西進中、甲板員が落水したことにより発生したものと考えられる。 |
| 死傷者数 | 死亡:1人(甲板員) |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。