JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MI2013-3
発生年月日 2011年12月26日
事故等種類 運航不能(航行設備故障)
事故等名 油送船鶴水丸運航不能(機関損傷)
発生場所 岡山県玉野市宇野港  香川県直島町所在の宇野港口飛州灯台から真方位037°1.1海里付近
管轄部署 広島事務所
人の死傷
船舶種類 タンカー
総トン数 100~200t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2013年03月29日
概要  本船は、機関長ほか3人が乗り組み、平成23年12月26日10時30分ごろ、空船で宇野港を出港して岡山県倉敷市水島港に向かった。
 本船は、出港直後から主機クラッチ(以下「クラッチ」という。)が滑るようになり、宇野港内を極微速力で南進していたところ、10時45分ごろ宇野港口飛州灯台から真方位037°1.1M付近でクラッチのケーシングが過熱し始めた。
 本船は、救助船の手配を行い、12時30分ごろ来援した引船にえい航されて宇野港内を引き返し、クラッチが滑る原因の調査を行い、クラッチの作動油用圧力調整弁の固着が判明したので、同弁を開放掃除して修理した。
原因  本インシデントは、本船が、宇野港内を南進中、クラッチの作動油が、長期にわたって新替えされずに使用され、汚損が進行していたため、クラッチの作動油用圧力調整弁が固着し、作動油の圧力が維持できなくなり、クラッチの摩擦板が滑るようになったことにより発生した可能性があるものと考えられる。
死傷者数 なし
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。