
| 報告書番号 | MA2013-3 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2012年09月19日 |
| 事故等種類 | 乗揚 |
| 事故等名 | 砂利運搬船第七十八伸光丸乗揚 |
| 発生場所 | 長崎県西海市平島西岸 平島灯台から真方位359°200m付近 |
| 管轄部署 | 長崎事務所 |
| 人の死傷 | |
| 船舶種類 | 貨物船 |
| 総トン数 | 200~500t未満 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2013年03月29日 |
| 概要 | 本船は、船長ほか5人が乗り組み、砂約1,540tを積載し、船首約3.58m、船尾約5.10mの喫水で長崎県壱岐市芦辺港から沖縄県金武中城港に向けて航行中、船長が、平成24年9月18日23時40分ごろ、長崎県平戸市生月島西方沖において、一等航海士から船橋当直を引き継ぎ、単独の船橋当直に就いた。 船長は、船橋前部中央にある操舵装置の後方で背もたれと肘掛けの付いた椅子に腰を掛けて船橋当直を行い、約199°(真方位、以下同じ。)の針路及び約9.5ノット(kn)の対地速力で自動操舵により航行した。 船長は、平戸市平戸島西方沖を南南西進中、海上が穏やかで視界も良く、周囲に他船の灯火が見当たらず、6海里(M)レンジとしたレーダーでも他船の映像を認めなかったので気が緩み、眠気を感じるようになった。 船長は、翌19日00時30分ごろ平戸市上阿値賀島西方約2M沖で針路を約185°とし、次の変針予定場所まで約30分であることを確認したが、その後、再び椅子に腰を掛けて船橋当直を続けていたところ居眠りに陥った。 本船は、変針予定場所を通過して平島西岸に向けて航行し、02時20分ごろ平島西岸の岩場に乗り揚げた。 船長は、乗り揚げた衝撃で目が覚め、機関を停止して損傷及び浸水状況等の確認を行い、船舶所有会社及び海上保安部に連絡した。 本船は、07時20分ごろ自力で離礁し、長崎県新上五島町有川湾に錨泊して応急修理を行ったのち、広島県尾道市の造船所に向かった。 |
| 原因 | 本事故は、夜間、本船が、平戸島西方沖を自動操舵で南進中、単独で船橋当直中の船長が居眠りに陥ったため、変針予定場所を通過して平島西岸に向けて航行し、同島西岸の岩場に乗り揚げたことにより発生したものと考えられる。 |
| 死傷者数 | なし |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。