JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2013-3
発生年月日 2011年11月10日
事故等種類 火災
事故等名 ケミカルタンカー第八幸福丸火災
発生場所 愛媛県松山市波妻ノ鼻北西方沖  波妻ノ鼻灯台から真方位312°1.4海里付近
管轄部署 広島事務所
人の死傷
船舶種類 タンカー
総トン数 100~200t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2013年03月29日
概要  本船は、船長及び機関長ほか2人が乗り組み、平成23年11月10日10時45分ごろ、岡山県岡山市岡山港において、積載していた液体苛性ソーダ約200m2の揚げ荷を終え、山口県徳山下松港に向けて出港した。
 本船は、19時15分ごろ、波妻ノ鼻北西方沖を南西進中、機関室で異音を生じるようになり、機関長が、機関室に入ったところ、19時20分ごろ、波妻ノ鼻灯台から真方位312°1.4M付近において、機関室で白煙が生じていることを発見した。
 本船は、19時30分ごろ、投錨して機関室の内部を点検し、主機駆動の主発電機の反駆動側軸受部から白煙と火の粉が発生していることが分かり、機関長が、機関室に備えてあった持運び式の粉末消火器を使用して消火した。
 本船は、ディーゼル機関駆動の補助発電機を運転して船内電源を確保し、20時00分ごろ抜錨して自力航行を再開したのち、翌11日03時00分ごろ徳山下松港に入港した。
原因  本事故は、本船が、波妻ノ鼻北西方沖を南西進中、主機駆動の主発電機において、反駆動側の軸受が潤滑不良となったため、同軸受が破損して内部のグリース及び軸受箱の塗膜が過熱し、グリース及び塗膜が着火したことにより発生したものと考えられる。
死傷者数 なし
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。