JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2013-3
発生年月日 2012年07月15日
事故等種類 衝突
事故等名 プレジャーボート生保丸プレジャーボートGoing Merryプレジャーボート美天丸衝突
発生場所 広島県呉市蒲刈港  蒲刈港丸谷外防波堤灯台から真方位059°300m付近
管轄部署 広島事務所
人の死傷
船舶種類 プレジャーボート:プレジャーボート:プレジャーボート
総トン数 5t未満:5t未満:5t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2013年03月29日
概要  A船は、船長Aが1人で乗り組み、蒲刈港内の天神鼻南東方沖での釣りを終え、平成24年7月15日15時27分ごろ帰途についた。
 船長Aは、釣り場を発進するとき、周囲を見て前方に他船はいないものと思い、右舷前方を見ながら約5~6ノットの対地速力で手動操舵により北進中、15時30分ごろ、蒲刈港丸谷外防波堤灯台から真方位059°300m付近において、A船の船首部とB船の左舷中央部とが衝突した。
 B船は、船長Bが1人で乗り組み、同乗者4人を乗せ、14時30分ごろから蒲刈港内の天神鼻東方沖で漂泊して釣りを行い、衝突数分前、機関を中立として船首を西に向けて漂泊していたとき、釣り仲間のC船がB船の右舷側に近寄ってきた。
 船長Bは、右舷船尾甲板で船長Cと雑談していたところ、左舷甲板で釣りをしていた同乗者が声を上げたので、左舷方を見ると至近にA船を認め、急いで機関を前進にかけたが、B船の左舷中央部とA船の船首部とが衝突し、続いてB船の右舷側とC船の右舷側とが衝突した。
 C船は、船長Cが1人で乗り組み、同乗者1人を乗せ、衝突数分前、B船の右舷側至近に船首を東に向けて漂泊し、船長Cが、右舷船尾甲板で船長Bと雑談していたところ、B船から衝撃音が聞こえた後、B船が近づいてきたので、機関を後進にかけたが、C船の右舷側とB船の右舷側とが衝突した。
 3隻は、共に呉市川尻港に自力で入港し、船長Cが海上保安庁に連絡した。
原因  本事故は、蒲刈港内の天神鼻東方沖において、A船が北進中、B船及びC船が漂泊中、船長Aが見張りを適切に行っておらず、また、船長Bと船長Cとが雑談しており、両船長が見張りを行っていなかったため、A船とB船とが衝突し、続いてB船とC船とが衝突したことにより発生したものと考えられる。
死傷者数 なし
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。