JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2013-3
発生年月日 2012年09月05日
事故等種類 火災
事故等名 作業船八号やはた火災
発生場所 京浜港横浜第3区大黒ふ頭船だまり物揚場岸壁  横浜市所在の横浜大黒ふとう船だまり波除提灯台から真方位048°280m付近
管轄部署 横浜事務所
人の死傷
船舶種類 作業船
総トン数 5~20t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2013年03月29日
概要  本船は、船長が1人で乗り組み、作業員1人を乗せ、平成24年9月5日10時00分ごろ大黒ふ頭船だまり物揚場岸壁を出発し、京浜港横浜第1区の大桟橋に立ち寄ってパレット2個を積載後、神奈川県横浜市所在の鶴見つばさ橋下方の鶴見航路を約8.5ノットの速力で南東進中、船長が主機冷却水温度がふだんより上昇して約100℃に達していることを認めた。
 船長は、冷却海水取入口に何か詰まっているのではないかと思い、主機の回転数を上下させたりしたが、11時30分~40分ごろ冷却水温度が更に上昇して120℃を超えたため、主機の回転数を下げて引き返し、大黒ふ頭船だまり物揚場北側の岸壁に着岸してパレット2個を陸揚げ後、主機を低速で運転して16時15分~30分ごろ同物揚場に着岸した。
 船長は、翌日に修理を行うこととして18時30分ごろ本船を離れて自宅に戻った。
 本船は、大黒ふ頭船だまり物揚場に着岸中、6日05時00分ごろ警備員が本船から煙が出ているのを発見して消防署に連絡し、船長は、携帯電話で火災発生の連絡を受けた。
 本船は、消防署による消火活動により鎮火が確認された。
原因  本事故は、本船が、京浜港横浜区の鶴見航路を南東進中、主機の冷却海水こし器が目詰まりし、冷却水が不足して排気管の温度が上昇したこと、及び排気管に防熱材が巻かれていなかったため、大黒ふ頭船だまり物揚場に着岸中に蓄熱された排気管によって排気管上部の貨物倉床裏が過熱されたことにより発生したものと考えられる。
死傷者数 なし
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。